おさらい

■搶槓(チャンカン)
《一翻役》
 加槓があった際、その牌が自分のアタリ牌であった場合、ロンできます。  しかも一翻付きますので、この役だけでアガれちゃいます。

 加槓があった時点で「ロン」と牌を倒す訳なので、槓ドラはめくれません。
所謂「槓が成立しない」というヤツです。
■槓振り(カンぶり)
《一翻役》
 加槓をした直後に捨てた牌でロンをする事です。
ルールによっては採用しない事もありますので、事前に確認しましょう。

 加槓をした人が不要牌を捨てる→その捨て牌でロン、なので、これに新しい槓ドラが乗るかどうかは“いつ槓ドラをめくるか”によります。
前項の「明槓は捨てた後」を採用している場合は新しい槓ドラは見られませんが、「槓が成立した時点でドラを開ける」方式ですと、ドラが乗るかもしれません。
 ぶぼは前者でしかやった事がないのですが…、皆さんどうしてますか?

ローカルルールな上に滅多に出ない役なので、お目にかかることは少ない役ですが…かつて一度だけ、ぶぼはこれでロンされました。
■ローカルルール  採用されていたりいなかったりの、一般的(標準)ではないルールの事をこう言います。
じゃあ、何が標準ルール?って思うのですが、これが大変難しいのです。
ぶっちゃけ、麻雀に標準ルールは存在しません。
方言のようなもので、文法はあっているものの、地域によって差があるのと同じです。

 色々な役や決まりがあって、色々と解釈ができる所が麻雀の魅力の1つなのですが、それが元で喧嘩になってしまうのが麻雀の悪い所でもあります。(結局どっちだ(^^;)
 プロの行う大会でも、団体が違えばルールも違いますので、キチンと明文化されています。
雀荘ではルール表が張ってあったりします。(雀荘で仲間内だけでやる分には、そのルール表は関係ないのですが…)
 当漫画では、現在最も普及しているルールをまとめた「平成版 麻雀新報知ルール」と言う本を参考に「標準」と「ローカル」を分けてはいますが、「一発」「裏ドラ」等、麻雀漫画に欠かせない要素には「ローカル」の注釈を付けてなかったりします。
ですので、あれ?と思ったら調べてみて下さい…。
■4つあれば槓子という訳ではない  数牌は同じものを4つ持っていても、その隣の数の牌を持っているのなら3つを暗刻、1つを順子の一部分、と分けてもいいのです。ですので、数牌の槓は、本当にするべきかどうか、よ〜く考えてからにしましょう。
字牌も、4つあるからと言って無理に槓する必要はありません。4つの内、1つ捨てれば他の3つを暗刻として使えます。が、手の内で4つとも使い切りたい場合は槓をする必要があります。
■切った後に変更するのはルール違反  どんなゲームでもそうですが、一度牌を捨てた後、やっぱや〜めた、と戻したりするのはルール違反です。
■三面待ち(サンメンまち)  あがれる牌が3種類ある状態です。
麻雀では3つ待ちとか4つ待ちと言わず、三面待ち(三面チャン、とも言います)、四面(四面チャン)と言います。2つの待ちですと「両面待ち」(リャンメンまち)と言います。
 麻雀を知らない友人が、両面テープを「リャンメンテープ」と言うのですが、一般的な言葉なのでしょうか…?
■単騎待ち(タンキまち)  和了牌が1種類しかない待ちをこう呼びます。

09/1/15 槓振りと搶槓について、間違いを修正しました。
       頭ハネ様、ご報告下さいましてありがとうございました〜!